
Teams
テレワークやオンライン会議の普及で急速に利用が増えた Teams。チャットや会議、ファイル共有など機能が豊富な一方、誤操作によるデータ消失や外部共有のリスク、チーム乱立による混乱など、運用面の悩みも増えがちです。そこで本ページでは、Teams に関する代表的な課題と、その解決策をご紹介します。
Solution
Teams に関するよくある課題と解決するソリューション
01

Teamsの課題
チームが乱立して管理が煩雑になっている
ソリューション
チームの作成から棚卸までを自動化し、ライフサイクルを管理する「Cloud Governance」
「チームが増えすぎてどこに何がわるかわからない」
部門やプロジェクトごとにチームが作成されすぎて、情報が分散し、必要なデータを探す手間が増えている。
「使われていないチームが放置されリスクに」
プロジェクト終了後もチームが整理されず、不要なデータが溜まり続け、管理負担やセキュリティリスクが増加している。
「命名規則などのルールがなく運用の手間が増加」
命名規則や権限設定がバラバラで、管理が煩雑になり、適切な統制が取れずにいる。
チーム作成のルールを整備し、無秩序な増加を防ぐ
チームの作成時に承認フローを設定し、用途に応じた命名規則やアクセスルールを適用します。
使われていないチームを自動で整理・削除
プロジェクト終了後も放置されがちなチームを検出し、管理ポリシーに従って自動でアーカイブ・削除します。
チームの命名ルールと権限管理を統一
チーム名やアクセス権限をポリシーに基づいて管理し、適切な運用を維持します。
02

Teamsの課題
外部招待やゲストユーザーの管理が不十分
ソリューション
外部招待の管理を強化し、セキュリティリスクを低減する「Cloud Governance」
「外部招待のミスで、情報漏洩が起きる」
現場が自由に招待できると入力ミスによる誤招待が発生し、機密情報が意図せず外部に流出するリスクがある。
「招待したゲストユーザーの管理が不透明」
一度招待した外部ユーザーの権限が放置され、不要なアクセスが維持されることで、セキュリティリスクが高まる。
「手動管理しているが、管理負担が大きい」
エクセルなどで手動管理しているが、いつまでゲストユーザーを残しておくかなど判断が難しく、IT部門の負担が増えている。
外部招待の申請フローを整備
承認プロセスを導入し、招待者が適切なアクセス権を付与できるようになります。
招待したゲストユーザーを自動で管理
期限付きのアクセスルールを適用し、プロジェクト終了後に不要なゲストを自動削除できます。
チームの外部共有ポリシーを一括適用
チームごとの外部共有設定を統一し、意図しない情報流出を防ぐ環境を整えます。
03

Teamsの課題
ファイルなどの共有ルールがなくリスクが不安
ソリューション
権限可視化&独自ポリシー設定でセキュリティを強化する「Policies & Insights」
「外部ユーザーに機密情報を見られているかも」
取引先や外部ユーザーのアクセス権が適切に管理されず、機密データが意図せず共有されている可能性がある。
「チームのプライバシー設定が管理されていない」
プライベート設定のチームを作成するも、気づかないうちにパブリックに変更されている。
「Teams の権限管理が複雑で制御が難しい」
ゲストユーザーが Entra ID に残り続けたり、チーム外のユーザーが SharePoint にアクセスできたりするなど、権限管理が煩雑になっている。
ダッシュボードで共有状況を可視化
内部・外部共有の状況をダッシュボードで一括管理し、不要なアクセス権を迅速に修正できます。
ポリシー適用で誤ったアクセス権の付与を防止
プライベート設定の維持やファイル共有の期限設定を適用し、ポリシーに違反するアクションを自動的に検知・修正します。
不適切なユーザー権限を特定し、自動修正
ゴーストユーザーやシャドウユーザーを可視化し、不要な権限を削除して、適切な管理を維持します。
04

Teamsの課題
削除されたTeamsの会話履歴を残しておきた
ソリューション
Teams内の会話や共有ファイルをまるごと保護する「Cloud Backup」
「チャットやファイルを誤って消してしまい、復元できない」
Teams 標準の回復機能では取り戻せる範囲が限られ、重要データを完全に失うリスクがある。
「監査対策として会話の履歴を保存したい」
社内のやり取りが Teams に移行し、コンプライアンスやハラスメント対策としてバックアップが求められている。
「複数の Microsoft 365 アプリをまとめて保護したい」
Teams、OneDrive、SharePoint などを個別にバックアップすると、コストや管理負担が増大する。
チャット履歴やファイルを確実に復元
チームや個人チャット、共有ファイルを自動バックアップし、誤削除や障害時でも復元できます。
個人チャットも含めて保護し、エクスポートも可能
Teamsのチームはもちろん、個人チャットまバックアップすることができ、インシデント発生時には復元、エクスポートすることで監査にも対応可能。
Microsoft 365 のデータを統合管理し、運用負担を軽減
Teams、SharePoint、OneDrive、Exchange のデータを一括でバックアップし、効率的な運用を実現します。
Case Study
支援事例
A社(製造業・従業員 1,800 名)
部門別にチームが乱立し、どれが最新か分からなくなるほど混乱。退職者や外部ユーザーも放置され、セキュリティリスクが顕在化していた。
導入効果
Cloud Governance を導入し、チーム作成フローとライフサイクル管理を自動化。不要権限を一括削除し、運用工数も削減。
B社(サービス企業・従業員 2,300 名)
Teams でやり取りするファイルやチャットが増加し、誤操作やウイルス感染時の復旧策が不明。OneDrive、SharePoint なども含め一元的に保護したい。
導入効果
Cloud Backup で Microsoft 365 全体をバックアップし、誤削除やランサムウェア対策を強化。ポイントインタイム復元が可能になり、運用負荷が減少。
C社(自治体・職員 1,500 名)
リモートワークで Teams の利用が急増。外部ゲストや権限管理を徹底できず、問い合わせも多発していた。
導入効果
Policies & Insights でゲストアクセスを可視化し、不要ユーザーを整理。さらにMyHub で操作性が向上し、問い合わせ件数が 30% 以上減少。
Knowledge/ Column
お役立ち記事


AvePoint(アブポイント)とは
AvePoint は Microsoft 365 をはじめとしたクラウドサービスとデータ管理のための最先端のプラットフォームを提供し、クラウド運用の最適化と安全なコラボレーションを実現します。
900万人以上のクラウドユーザーが、生産性の向上、コンプライアンスの遵守、安全性の確保のために当社の総合的なソリューションを利用しています。
Strength
AvePoint の強み
01
企業のフェーズ・課題に合わせた最適な製品を提供
初期導入から運用まで、一貫して支える製品群
Microsoft 365 の導入時に求められるデータ移行、適切な設定、ガバナンスの確立を支援する製品を提供し、スムーズなスタートを実現します。
運用の定着と効率化を促進
部署ごとの利用のばらつきや属人的な管理を防ぐために、適切なルール適用や自動化を可能にする製品を提供し、全社的な運用最適化を支えます。
セキュリティ・データ保護まで包括的に対応
Microsoft 365 に関するセキュリティ、ガバナンス、業務効率化の課題に対し、豊富な製品群を組み合わせて解決し、長期的な利活用を支援します。
02
Microsoft 365 に特化した専門知識・ノウハウ
Microsoft 365 の各種サービスを熟知したプロフェッショナル集団
Teams、SharePoint、Exchange、OneDrive など、Microsoft 365 全体を深く理解し、連携を前提とした最適なソリューションを提案します。
幅広い運用シナリオに対応
DX推進、コスト削減、ワークスタイル変革など、目的に合わせて Microsoft 365 をどう活用すればいいかノウハウが豊富です。
豊富な事例とベストプラクティスの蓄積
Microsoft 365 の導入からガバナンス、移行、バックアップまで、数多くのプロジェクトを通じて得た知見を活用。「失敗しない運用」のための具体策を提示します。
03
豊富な導入実績と移行・運用事例
業種を問わず契約社数25,000社以上
金融、製造、医療、自治体など、幅広い企業・団体が AvePoint を選択。
国内外の大手企業への支援実績
三井住友信託銀行、NEC、OMRONなど国内有名企業に加え、NASA、Nestlé、Rolex、Bloombergなど海外の導入事例も多数。
600件以上の国内移行事例&累計325PB超のデータ保護
3,500社を超えるMSP(マネージドサービスプロバイダ)からも支持され、大規模・複雑な環境でも安心して運用できます。
04
Microsoft との強力なパートナーシップ
Microsoft Partner of the Yearを5回受賞
世界的に評価された技術力と実績があり、新機能やアプリへの対応スピードも早い。
セキュリティ・プライバシー面の認証を多数取得
Microsoft 以外の第三者機関からも評価を受けており、安全性を重視するエンタープライズや官公庁でも安心。
最新の Microsoft 365 拡張機能を継続的に提供
ガバナンス機能やデータ保護ツールのアップデートを迅速に行い、常に最新の環境でビジネスを支援します。
05
幅広いサポート体制と日本語対応
外資系ベンダーでは珍しい日本語サポート
導入時はもちろん、運用中のトラブルや問い合わせに国内スタッフが対応。
オンプレからクラウド、ハイブリッドまでカバー
行政・大手企業・SMBなど、多様な環境・要件に合わせたプランを提案します。
長期的な運用・拡張を支援
移行後のガバナンス強化や追加ライセンス調整など、企業の成長にあわせて柔軟にサポート。